3【会議のトラブルを防ぐ】

会議はアイスブレイクで活性化!アイスブレイクの手法5選!

厳しさを増す経営環境下では、歴史ある大企業でも簡単に業績を伸ばすのが難しくなりました。従来のやり方を続けていたのでは、業績を向上させるのが難しいと判断して、より効率的な方法を導入する企業が増えています。その結果、業績の向上に寄与しないものについては、徹底して削減するようになった企業も少なくありません。企業で働くスタッフも、率先して無駄を省くようになって、業務に関係ない事には極力関わらないようにする人が増えていますが、ただ業務に専念するだけでは、十分な成果が出ないケースもあります。

複数の人が集まって共同作業をする場合は、効率のみを追求したのでは気が休まる時がありませんし、会議で話し合いをする際も、必要な事柄だけしか話題にしないのでは、斬新な意見などは出にくくなってしまいます。そのため、参加者の緊張を解きほぐして活発な意見交換をできるようにと、アイスブレイクが用いられます。

~アイスブレイクとは~


アイスブレイクとは、会議の内容とは直接関係のない話題を使って、緊張を解きほぐす手法です。以前はビジネスの会議などで関係のない話をすると、不謹慎だと問題になる事もありましたが、海外の企業と取引や外国の文化に触れる機会が増えた事で、アイスブレイクの重要性が認識されるようになりました。日本人は生真面目なので、何事にも真剣に取り組む姿勢が評価する傾向にありますが、緊張し過ぎた状態よりも少しリラックスした方が、話に集中できる事を覚えておきましょう。


~会議でアイスブレイクが必要な理由~


特に初対面の相手と話す時は、どちらも緊張しているので、なかなか思い通りに話す事ができません。そのような状態では、話が上手く進まずに、目立った成果を出すのが難しくなります。緊張を和らげる必要があると感じた時は、いきなり本題に入るのではなく、関係ない話をしてみましょう。少し余分な時間を使ってしまいますが、アイスブレイクによって緊張が和らげば、その後の会議がやりなくなります。会議を成功させるために、アイスブレイクを取り入れてみましょう。最近はアイスブレイクという言葉も普及しているので、アイスブレイクを行っても奇異な目で見られる事も少なくなっています。

~会議を活性化させる、アイスブレイクの手法(ネタ)5選!~


会議などで使うアイスブレイクの内容は、参加者などに応じたものを使い分ける事になりますが、無理に笑わせようとする必要はありません。気の利いた冗談を言うのがアイスブレイクだと勘違いしている人もいるようですが、その場の雰囲気を良くするのがアイスブレイクの目的です。その辺りを理解して、アイスブレイクを行って下さい。
アイスブレイクのネタに使えるものとして、

  • 1)身近な話題によるアイスブレイク
  • 2)自己紹介によるアイスブレイク
  • 3)ウォーミングアップによるアイスブレイク
  • 4)ゲームによるアイスブレイク
  • 5)コミュニケーションによるアイスブレイク

などがあります。

1)身近な話題によるアイスブレイク
身近な話題とは、天候やお互いの近況などの世間話をする事です。極めて無難な話題を扱いますが、誰とでも話合う事ができますので、簡単に緊張をほぐせるでしょう。世間話をするだけなので、深く考えずに気楽に話をして下さい。初対面の人や重要な役職にある人を相手に世間話をするは難しいと感じるかも知れませんが、知り合いに話し掛けるように、話をしてみましょう。

話し掛ける方が緊張してしまうと相手も緊張してしまうので、できるだけリラックスした状態で話し始めるようにして下さい。ある程度、緊張が解れたようなら、本題に入りましょう。身近な話題なら誰でも容易に話す事ができるのですが、その分緊張を解きほぐす効果については、大きな期待はできません。世間話だけでは効果がないと感じた時は、他のアイスブレイクの手法を試すようにしましょう。

2)自己紹介によるアイスブレイク
自己紹介も、アイスブレイクに有効な手法です。単に名前を言うだけでは、どのような人なのかよく分かりませんが、自己紹介をする事で親近感が湧いて、その場の雰囲気を和やかにできます。好きな事を話しても良いのですが、できれば他の参加者が興味を持ってくれそうな内容を盛り込むようにして下さい。会議の進行役だけが自己紹介するだけではなく、参加者全員が自己紹介すれば、より緊張を解きほぐすのに役に立つでしょう。

3)ウォーミングアップによるアイスブレイク
ウォーミングアップは、司会者の指示の下に深呼吸をしたり、資料などの確認をしてもらうものです。ただ座っているだけでは、緊張を解きほぐす事はできないので、会議の参加者に何らかの行動をしてもらいます。少し体や手先などを動かすだけでも、その場の雰囲気が変わって来るのが分かるでしょう。ウォーミングアップを行う時は、会議室の広さや椅子が置かれている間隔などに気を付けて、参加者同士がぶつかったりしないようにして下さい。

4)ゲームによるアイスブレイク
ゲームは、主にセミナーなどで行うアイスブレイクの手法ですが、会議でも使う事ができます。その場でできる簡単なゲームを行って、緊張を和らげます。数分間でも集中してゲームをすれば、その場の雰囲気に呑まれる事なく、自分の意見を言う事ができるようになるでしょう。但し、会議の参加者の年齢層や嗜好などを良く調べて、興味を持ってもらえそうなゲームを選ばなくてはなりません。参加者が興味を持てないゲームを強制すると、会議に対しての前向きな姿勢がなくなりますので注意して下さい。

5)コミュニケーションによるアイスブレイク
コミュニケーションは、会議の参加者同士で名刺交換をしたり、簡単な共同作業をするものです。一人で体を動かしたりゲームしたのでは、いい加減にやる人も出て来ますが、他の人と一緒に何かをやるのであれば、きちんとやるしかありません。コミュニケーションでアイスブレイクをすると、緊張感を解きほぐすだけではなく、会議に参加する意欲も高める事ができます。


このように色々なアイスブレイクの手法がありますので、会議の内容や参加者に応じたものを使うようにして下さい。同じ内容のアイスブレイクを行っても、会議の内容などによっては、あまり良い反応が得られない事もあります。そのような時は、無理して手順通りにアイスブレイクを進めずに、臨機応変に対応しなくてはなりません。

アイスブレイクを用いる時は、常に参加者の様子を伺って、会議が成功するように努力して下さい。大勢の人が関わる会議では、必要な事だけをするだけでは成功させるのが難しいという事を理解しましょう。