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会議の進め方

会議で意見を言えない原因とは?自分の意見を言うための5つのポイント!

2021/1/1

会議で意見を言えない原因とは?自分の意見を言うための5つのポイント!
社会人として働いて大きな成果を出すためには、日常的な業務を頑張るだけではなく、会議できちんと意見を述べなくてはなりません。大勢の前で発言する事に大きなストレスを感じる人も多いでしょうが、会社内で存在感を示すためには必要な事です。

ただ会議に出席するだけで一度も発言しないようでは、次第に会議に出席する機会も少なくなって、毎日同じような仕事ばかりを任せられる可能性もあります。そのような状況にならないように、会議に出席した時は自分なりに意見を発言しなくてはなりませんが、現実には思うように意見が言えない人の方が多いでしょう。しかし、自分は人前で発言するのが苦手なタイプだからと考えてしまうのでは、何時まで経っても会議で発言できないままです。まず、何故会議で自分の意見が言えないのか、原因を考える事にしましょう。

~会議で自分の意見が言えない原因とは?~

会議で意見が言えない原因としては、

  • ・優柔不断である
  • ・自分の考えがまとめられない
  • ・発言をする事を難しく考え過ぎている
  • ・他の人の意見を過大評価する
  • ・会議の議題について特にこだわりがない

などがあります。

会議での自分の態度や気持ちを思い出して、どの原因が該当するのかを考えてみて下さい。こうした原因を抱えていると、会議で上手く発言するのが難しくなりますが、適切な対策を施せば会議で自分の意見を言えるようになるでしょう。

~会議で自分の意見を言うための5つのポイント!~

具体的な対策としては、

  • 1)会議での自分の立場を理解する
  • 2)反対意見があるのは当然だと思う
  • 3)確かなデータや根拠に基づいて発言する
  • 4)5W1Hを考えて発言内容を整理する
  • 5)会議のペースを把握する

といった5つのポイントを意識して下さい。

1)会議での自分の立場を理解する
会議に出席している以上は、何らかの責任ある立場にいる筈ですから、その立場に基づいた発言をする必要があります。会社内での所属部署や仕事内容と会議の目的を考えれば、自ずと自分の立場が分かるでしょう。会議への参加を依頼した人は、その立場の人しか分からない事実や意見を発言してもらいたいので、テーマが自分に関する事になりましたら、迷わずに自分の意見などを述べて下さい。会議の進行も、あなたが発言しやすい状況になっているでしょう。最初は事前に会議の進行具合を調べておいて、何時自分が発言するのかを予想しておくと発言するのも楽になります。

2)反対意見があるのは当然だと思う
自分の意見に反対する人がいるのではと思うと発言しにくくなりますが、元々会議は色々な意見を出し合う場所なので、反対意見が出るようでも気にする事はありません。反対意見が出た時は、感情的にならずに冷静に対応するようにしましょう。落ち着いて冷静に話すようにすれば、よく見ている人にはきちんと評価してもらえます。反対意見が出た時は、慌てずに相手に話を聞いて下さい。

3)確かなデータや根拠に基づいて発言する
会議で曖昧な発言や根拠のない事を言うと問題になりますから、データや根拠のある事だけを発言するようにしましょう。データや根拠についても、誰が言ったというレベルではなく、社内の公式の資料などの具体的なものである必要があります。会議に参加する前に、自分に関係のある事についての具体的な資料を用意しておいて、会議中に発言の根拠を直ぐに示せるようにしておけば、自信を持って発言できます。発言にも説得力が出て来ますから、聞いている人達も納得してくれるでしょう。

もしも、分からない事について聞かれた時はハッキリと分からないと言って、必要であれば調べてから回答すると答えれば十分です。分からない事を誤魔化そうとしても、状況が悪化しますから、素直に知らないと言うようにして下さい。但し、余り初歩的な事を知らないと不味いので、会議に出席する事が決まったら、会議に関係する事の下調べはしておくようにしましょう。

4)5W1Hを考えて発言内容を整理する
発言内容が立派なものでも、要領を得ない話し方だと正確に言いたい事が相手に伝わりません。発言する時は、何時(When)・何処で(Where)・誰が(Who)・何を(What)・何故(Why)・どのように(How)という5W1Hに注意するようにしましょう。最初はきちんとした内容にならなくても、慣れて来れば自然とまとまるようになります。上手く発言内容がまとまらないと感じた時は、一度紙などに書いて内容をまとめてから、発言するようにして下さい。

仕事以外でも、本や新聞などを積極的に読むようにして、上手な文章に触れる事で、語彙を増やしたり文章の組み立て方を学ぶようにしましょう。会社以外では、仕事については少しでも考えたくないと思っているようでは、仕事で大きな成果を残す事はできません。空いている少しの時間だけでも、努力するようにしましょう。

5)会議のペースを把握する
会議中の気持ちも持ち方も重要です。会議が始まってから最後まで発言する気でいると、疲れてしまいます。発言するのは少しの時間だけなので、会議の内容を理解しつつ他人の意見に頷いたり、自分なりの感想なりを頭の中に考えてみましょう。周囲の人の反応なども見てみると、容易に会議のペースが掴めます。会議のペースが掴めると、発言しやすい時と発言を控えた方が良い時が分かって来ますので、発言しやすくなるでしょう。


会議で自分の意見を言うための5つのポイントを説明しましたので、よく理解をして実践して下さい。ポイントが理解できても上手くいかない事もあると思いますが、そのような時は会議が終わった後に振り返って、どのタイミングで発言すれば良かったのかを考えてみましょう。会議後でも発言するタイミングが分かるようになれば、上手く発言できるようになる日も近くなっています。発言できなかったと後悔するだけではなく、具体的な反省をしていれば無駄な経験とはなりません。


多くの人を納得させるような発言をするのは大変ですが、事前に準備と日頃から努力していれば、徐々に会議で上手く発言できるようになります。何事もダメだと諦めてしまうと、上達しませんから辛抱強く努力する事が肝心です。誰でも最初から立派な発言ができる訳はなく、場数を踏んで少しずつ経験を積んでいます。組織内で重要な存在となるためには、焦らず努力するようにしましょう。会議で発言したいという気持ちがあって、継続した努力をすれば、必ず会議で自分の意見を主張する事ができます。

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