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活用事例

撮影スタジオの種類や設備。選び方をご紹介

2021/7/5

撮影スタジオの種類や設備。選び方をご紹介
写真撮影や動画撮影で利用できる撮影スタジオとは、その名の通り撮影するために効果的な世界観や必要な機材を用意してあるスタジオのことを指します。イメージ写真の撮影や、商品撮影、モデル撮影、動画撮影など撮影全般にご利用頂けます。利用する前に、使える機材、駐車場の有無、天井の高さ、どの程度の明かりが入るか基本的な情報を確認しておく必要があります。
今回は、撮影スタジオの種類や設備。選び方をご紹介いたします。

撮影スタジオの種類

撮影スタジオとは、写真の撮影に特化したスタジオです。人物撮影や商品撮影など、写真撮影や動画撮影であれば基本的にどんなものでも対応しています。撮影スタジオには、大きく分けて白ホリゾントスタジオとハウススタジオがあります。それぞれについて詳しくご紹介いたします。

白ホリゾントスタジオ

ホリとはドイツ語で水平線を表す
「Horizont」の略です。白ホリゾントスタジオは「白ホリ」と呼ばれており、多くの場合、完全に日光を遮光された撮影スタジオで真っ白な壁や背景、空間での撮影を意味する言葉です。そのため、照明機材を使用して明かりを作り、撮影する撮影スタジオです。
ホリゾントスタジオでは、床と壁の境界部分の角に影がささないように、断面が半径1〜2m程度の四分円状となっていることがほとんどです。アール部分が正面のみの1面Rを基本とし、1面Rホリゾントスタジオと呼び、正面以外の左右も含めた2面R・3面Rもホリゾントスタジオなども存在します。特殊なアールホリゾントの例では、車の撮影などで使用する天井面にもアールがついたドームスタジオがある。

ハウススタジオ

ハウススタジオは、特定の条件に特化した建物や家具を備えている撮影スタジオです。
和風・洋館など独自のテイストに併せ、外観から家具に食器、キッチンまで備えているスタジオです。デッキや庭があるハウススタジオも存在していますので、撮影用途に併せて様々なシチュエーションの撮影ができるのが特徴です。
ハウススタジオは、これから撮影する作品の世界観に直結するため、撮影内容と照らし合わせた撮影スタジオ選びが重要です。

撮影スタジオの主な設備

主に白ホリゾントスタジオの設備についてご紹介します。
特に撮影スタジオのレンタルで注意すべき点は、照明設備と電気容量が重要なポイントとなりますが、それぞれ確認していきましょう。

照明器具

外光を遮断しているホリゾントスタジオでは、明かりを作るために、照明機材の貸し出をしているところがほとんどです。照明機材の持ち込み料金は不要のところが多いのですが、撮影スタジオにより機材の種類も異なります。
撮影には、発光量が多く大きな瞬間光を作り出すストロボが必要になります。スタジオによって変わりますが、大きく分けると3種類に分けられます。
クリップオンストロボやモノブロックストロボは、写真撮影に充分な明るさを確保できて家庭用電源でも駆動し、安価でコンパクトなサイズが魅力です。ジェネレータータイプは、大型でストロボの中では最も大きい瞬間光を作り、チャージがスピーディで連続使用が可能なタイプになります。モデル撮影や動きを付けた撮影に実力を発揮するでしょう。他に、太陽のように定常光を作り出す照明機材もあります。照明機材の利用料は、スタジオレンタル料に含まれている場合とそうではない場合があるので、スタジオをレンタルする際にはWebサイトをチェックしておきましょう。

給電設備

スタジオで使用する照明機材は、大きな電力を必要とするため、専用の給電設備が備えられています。撮影スタジオの電気容量はWebサイトで事前に確認しておきましょう。
通常のストロボ撮影には対応できますが、スタジオの想定を超える電圧を必要とする照明機材もありますので、外部から特殊な機材(大型扇風機やHMIライトなど)などの照明機材を持ち込む際にはスタジオの電気容量に注意しなければなりません。
また、多くの白ホリスタジオでは、100Vと200Vの電源が用意されています。照明機材によって、100Vで利用するものなのか、200Vで利用するものなのかが定められていますので、事前に確認をすると安心でしょう。

布バック・バックペッパー

ホリゾントの撮影スタジオの壁は白になっていますので、白以外の背景で撮影したい場合は布バックやバックペッパーが必要になります。このバックは、スタジオで何色か用意がある場合がほとんどなので、必要に応じた使用が可能です。こちらは、レンタルの場合と買い切りの場合が考えられますので、事前に確認しましょう。また、自分で好きな布バックを持ち込むこともできます。

ストロボ

ストロボは、太陽に近い強さの瞬間光の照明で、太陽の代わりとなります。ストロボを使うことで、撮影スタジオでの撮影において表現の幅を広げることができます。
天候に関係なく撮影ができるスタジオ撮影だからこそ、光をコントロールして自分の思うように表現できるストロボを是非使用して撮影の幅を広げる事が出来ます。

定常光ライト

スタジオ撮影で定常光ライトをオススメするのは、こちらもストロボ同様に、光をコントロールして自分の思うように表現できます。瞬間光(フラッシュ光)ではなく、常に光り続ける照明です。

アンブレラ

アンブレラを使うことで、ストロボや定常光の強すぎる光を柔らかくし、広範囲に広がる光としてコントロールし求めるイメージにすることができます。

ソフトボックス

ソフトボックスを使うことで、ストロボや定常光の強すぎる光を拡散し、柔らかくしながら、直線的にコントロールができることで撮影したいイメージを作り上げることができます。

レフ板・カポック

レフ板を使うことで、被写体にかかる影を薄くしたり、逆に被写体の影をより濃くすることで最終的な撮影イメージの仕上げを行うことができます。

背景紙

背景紙を使用することで、撮影のシチュエーションを変更できるだけでなく、フラットな背景で被写体を綺麗に浮き上がらせることができます。
また、背景紙は汚れや破れ、皺が発生しやすいので撮影の際には予備を用意しておくと良いでしょう。

その他

その他、掃除用のエアスプレー類やほうきなどを置いているスタジオもあります。

会議室セレクトに掲載している、おすすめの撮影スタジオをご紹介します。

撮影スタジオの選び方

撮影スタジオも様々ありますが、イメージや大きさなど条件に合う最適なスタジオを選ぶと、後々の作業がスムーズに進行します。スタジオ毎に規約や料金も変わってくるので、内容をしっかり確認して、選びましょう。

撮影コンセプト

どんな写真を撮りたいかで選ぶスタジオも変わります。撮ろうとしている世界観を上手に表現できる撮影スタジオを選びましょう。

立地条件、駐車場の有無

撮影には、ある程度の人数や小道具・場合によっては機材も必要になるでしょう。持ち運びん便利な最寄り駅から近いところや、駐車場があるスタジオだと余裕を持って行動ができます。

スタジオの広さやスタジオ以外のスペース

撮影に参加する人数によって広さを考えます。狭いスペースに人が多い状態だと撮影や準備がやりにくく、逆に広すぎると利用料金に反映されます。参加人数に併せた大きさのスタジオを選びましょう。また、天井の高さも撮影には常陽でしょう。見当がつかない場合、スタジオに問い合わせをして確認するのも良いでしょう。

規約の確認

撮影スタジオには、利用するにあたり規約が決められています。ので、事前に確認しておきましょう。わからないことはスタジオに確認しておくと安心です。

スタジオの利用料金

同じような内容の撮影用レンタルスタジオでも、料金にはバラつきがあります。どのくらいの予算で探しているのか・幾らまでなら可能なのかを認識して、選びましょう。

いかがでしたでしょうか。
撮影の幅を広げたり、効率的に撮影を行えたりと活用することでのメリットがたくさんあります。
満足のいく撮影をする為には、事前にしっかりと情報を調べておくことが大切になります。
撮影内容にぴったりのスタジオを見つけて、素敵な写真を撮影してください。

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