【2020年夏最新版】無料で安全に使えるWeb会議システム10選!新規導入、乗り換えの参考に 2020/7/29

昨今、Web会議を導入する企業が増え、Web会議システムの需要が高くなりました。有料のものから無料で利用できるものまで、Web会議システムは数多くリリースされています。
無料のWeb会議システムはコストが掛からないので比較的導入しやすくありますが、一方で無料だからこそ安全面が気になる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、Web会議システムによって実際に発生した被害実例と無料で安全に使えるWeb会議システム10選をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
A.Web会議システムで実際に発生した被害例
B.無料で安全に使えるWeb会議システム10選を紹介
B-①.BizzMeeはお手軽に利用できるWeb会議システム
B-②.Skypeを利用して会議を行おう
B-③.Google Meetを使えば多くの方が会議に参加できる
B-④.Microsoft Teamsは無料版もある
B-⑤.LINEを利用してWeb会議も可能
B-⑥.WebEx Meetingsは無料版が用意されている
B-⑦.Chatworkはセキュリティの強化にも取り組んでいる
B-⑧.Soba meetingは無料版でもすべての機能が利用可能
B-⑨.Wherebyは海外に拠点を持つ会社に適したWeb会議システム
B-⑩.Zoomミーティング5.0は従来の問題点を解決している
C.セキュリティ面を重視したWeb会議システムの導入を検討しよう
A.Web会議システムで実際に発生した被害例
セキュリティが脆弱なツールを使用してしまうと具体的にどういった被害が起きてしまうのでしょうか。
Web会議システムで発生した被害例では現在でも広く使用されているZoomでの事例が広く知られているのでここでご紹介いたします。
Web会議システムによる被害事例-ビデオ爆撃の被害
第三者がWeb会議に不正に参加をして、悪意のある画像や映像を会議参加者全体で共有するといった被害です。
Zoomでは会議室のURLを把握していれば、誰でもWeb会議に参加できるシステムを採用しています。会議室のURLを手に入れることができれば、簡単にWeb会議に不正侵入して攻撃をすることが可能となるため、発生した被害実例です。
Web会議を行う際にはパスワードを設定の上、会議室を作成することなどが対策として挙げられます。
Web会議システムによる被害事例-第三者によるニセのソフトウェア配布
第三者がニセのZoomソフトウェアをダウンロードさせ、不正に料金請求をする事件がありました。
ZoomのWeb会議システムを使いたい方がネット上で「Zoom」と検索を行い、出てきたニセのWebサイトからニセのソフトウェアのダウンロードを行います。PCへのインストールが完了すると不正な料金請求をするポップアップ画面が出てくる仕組みです。
本来であれ有料版を使用するのにも正規の手順を踏む必要があるため、インストールした後に突然料金を請求されることはありません。
どちらも現在のZoomでは対処された問題ではありますが、Web会議システムのリスクを考えず、よく調べずに新しいツールを導入してしまうと、上記のような被害を受けてしまう可能性があります。
すべてのWeb会議システムが安全だとは思い込まず、慎重に検討してからWeb会議システムを導入するように注意しましょう。
B.無料で安全に使えるWeb会議システム10選を紹介
ここでは広く使用されており、無料で比較的安全性が高いと思われるWeb会議システムをご紹介します。これからWeb会議システムを導入しようと思っている方はぜひ参考にしてください。
B-①.BizzMeeはお手軽に利用できるWeb会議システム
◆BizzMee URL
BizzMeeはインストールや会員登録などを行う必要がなく、ブラウザ上からすぐにWeb会議システムを使うことができるサービスです。
BizzMeeはブラウザ上で動くWeb会議システムになっているので、通話内容や映像などを第三者に収集されにくいのが強みです。
B-②.Skypeを利用して会議を行おう
◆Skype URL
Skypeを使うことによってWeb会議も可能です。セキュリティ面に関してはデータの暗号化をしているので安全に使うことができるでしょう。
SkypeはWindowsに標準で装備されていることが多く、Web会議の導入も行いやすいです。
B-③.Google Meetを使えば多くの方が会議に参加できる
◆Google Meet URL
https://apps.google.com/intl/ja/meet/
Google Meetは無料ながら最大100人までチャットに参加できるWeb会議システムです。
Googleの他サービス同様にユーザー情報保護機能とプライバシー保護機能が実装されていますので、セキュリティ面でも安全といえるでしょう。
B-④.Microsoft Teamsは無料版もある
◆Microsoft Teams URL
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software
Microsoft Teamsはチャットとオンライン会議の機能を装備した商品で、コミュニケーションプラットフォームです。
無料版は会議の録画が不可能ですがデスクトップやウインドウの共有などはできます。セキュリティに関してもデータの暗号化をしているので信頼感があるといえるでしょう。
B-⑤.LINEを利用してWeb会議も可能
◆LINE URL
LINEを利用してWeb会議も可能です。画面上に一度に表示可能な数に制限はありますが、最大500人のユーザーが情報を共有できるシステムなのでWeb会議用のツールとしても利用できます。
LINEはシステムの暗号化が進んでおり、セキュリティ対策もされています。
B-⑥.WebEx Meetingsは無料版が用意されている
◆WebEx Meetings URL
https://www.webex.com/ja/video-conferencing.html
企業向けのオンライン会議システムWebEx Meetingsには無料版が用意されています。WebEx Meetingsは1つの会議で最大100名まで参加可能、豊富な情報共有システムなどがついています。
また、厳格な独立監査によって安全性が確立されているのがWebEx Meetingsの強みです。
B-⑦.Chatworkはセキュリティの強化にも取り組んでいる
◆Chatwork URL
Chatworkはビジネスシーンで利用できるチャットツールです。実際に多くの企業がChatworkを利用してWeb会議を行っているようです。
セキュリティに関してはKDDIと業務提携を行っているので、安全性は確立されているといえるでしょう。
B-⑧.Soba meetingは無料版でもすべての機能が利用可能
◆Soba meeting URL
https://meeting.soba-project.com/
機能面が充実しているWeb会議システムを導入したいならSoba meetingソフトウェアを利用してみましょう。
Soba meetingは人数制限がないWeb会議システムなので、小規模から大規模な会議に対応しています。また無料版で機能がすべて使えるのもメリットです。ブラウザ型のWeb会議システムなので、第三者に情報を盗まれてしまう心配も少ないと思われます。
B-⑨.Wherebyは海外に拠点を持つ会社に適したWeb会議システム
◆Whereby
Wherebyは外資系の企業が提供しているWeb会議システムです。ブラウザベースのサービスになっているので、ソフトウェアのダウンロードは必要ありません。
会議の主催者はIDが必要ですが、ゲストについては事前登録などをせずに参加できます。ウェブベースのソフトウェアだけに第三者による会議の乗っ取りなども回避できるでしょう。
B-⑩.Zoomミーティング5.0は従来の問題点を解決している
◆Zoom URL
以前トラブルがあったZoomはバージョンアップして5.0に進化しています。セキュリティに関してはより安全にZoomを使えるように、ユーザーの権限を設定できます。
さらにWeb会議の招待者以外のアクセスを遮断できるのが強みです。荒らし対策や海外サーバーにデータのルーティングをしないなどの対策を行っています。
C.セキュリティ面を重視したWeb会議システムの導入を検討しよう
Web会議中に会社の大切なデータが漏洩してしまうことは絶対に避けたいものです。
上記でご紹介した情報以外にも、それぞれのツールについてシステムとしての特徴や考えられるリスクが論じられています。
単純な利便性や費用面だけで検討するのではなく、セキュリティ面にも気を遣ってWeb会議システムの導入や乗り換えは慎重に判断するようにしましょう。