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会議の進め方

Web会議中ノイズがうるさい?雑音の注意点と6つの基本対策

2020/7/30

Web会議中ノイズがうるさい?雑音の注意点と6つの基本対策

Web会議の最中に雑音がうるさくなる、雑音がうるさいと指摘された経験はありませんか?

特に使い慣れていないユーザーばかりがWeb会議に参加するとトラブルが起こりやすいですが、Web会議システムの担当者として何か対策は立てられるのでしょうか。

雑音の問題はユーザーによる影響も大きいので、システム担当者とユーザーのそれぞれができることを紹介します。

A.Web会議で雑音が発生してしまう主な原因

Web会議で雑音が発生すると発言している人の声が聞き取りづらかったり、雑音があまりにも大きくて耳が痛くなったりすることが問題になりがちです。

社外取引では先方にストレスをかけるという点でも好ましくないでしょう。具体的な対策を立てるためにはまずWeb会議で雑音が発生する原因を理解するのが大切です。

代表的な二つのパターンを確認しておきましょう。

 A-①.周りの雑音が収音されてしまっている

極めて単純な原因ではあるものの、実はよくあるのが周りの雑音がマイクから入ってしまっていることです。

周りにいる人の話し声や窓の外から入ってくる車の走行音、雑踏の音などが収音されてしまうと雑音の原因になります。

また、Web会議ではパソコンやプロジェクターを利用することが多く、そのファンの音が入ってしまうことも稀ではありません。

さらに、マウスやキーボードの操作音や資料をめくる音、咳払いや飲み物を飲む音なども入ってしまうことがあります。

 A-②.ハウリングやエコーが発生している

Web会議ではハウリングやエコーもしばしば発生します。

知識がある人ならノイズではなくエコーやハウリングと表現することが多いですが、音響設備の扱いに慣れていない人はどちらもただうるさいとしか表現できないこともあるので注意しましょう。

エコーは話者の声が反響したように何重にも重なって聞こえてくる現象です。

ハウリングではキーンという耳を刺すように鳴るのが特徴で、だんだんと増幅もされて大きくなっていくのが特徴です。

どちらもアンプによる増幅とマイクによる収音が原因になって起こっているもので、会議を中断しなければならない要因にもなり得ます。

B.基本的な雑音対策方法

このような雑音への対策には基本的な方法があります。

以下に代表的な6つの対策を挙げますので1つずつ確認していきましょう。

 B-①.発言するとき以外はミュートにする

まずはユーザーに対してミュートを促すのが大切です。

発言するときにはミュートを解除し、他のユーザーは全員ミュートにするというルールで実施できるようになるだけで雑音がうるさいことはほとんどなくなるでしょう。

 B-②.静かな場所でのWeb会議参加を促す

周辺の音をマイクが収音してしまうことのが原因の一つですので、ユーザーに静かな環境でWeb会議に参加するように求めるのも効果的な対策です。

ミュートにする習慣ができても発言する人の周辺の雑音が入ってしまうことは否めません。

雑音が発生しやすい場所でWeb会議に入るのは避けてもらいましょう。

 B-③.デバイスを正しく設置する

デバイスの設置場所を変えることで雑音対策ができます。

プロジェクターやパソコンなどの近くでマイクスピーカーを利用しているとファンの音が入ってしまい、うるさくなることがあります。

パソコンの内臓マイクを使っているときにも近くにプロジェクターや扇風機などがあるとノイズが入る可能性がありますので注意しましょう。

その他電子機器全般の近くも避けておいた方が余計な雑音が入ってしまうリスクが低減されます。

 B-④.マイクとスピーカーの性能を見直す

マイクやスピーカーの見直しも雑音対策には欠かせないものです。

エコーキャンセラーやノイズキャンセラーが搭載されているマイクやスピーカーを使用するだけで改善されることはよくあります。

パソコンやスマートフォンに内蔵しているマイクを利用している場合には収音範囲が広すぎて雑音を拾っていることも多いため、ヘッドセットを使用するのも効果的な対策です。

 B-⑤.Web会議システムを見直す

Web会議システムがそもそもあまり性能が良くないために雑音が問題になってしまうこともあります。

Web会議システムはいまや数多くリリースされ、中には音声の品質にこだわって独自の技術でノイズをカットするシステムも増えてきました。

エコーキャンセラーも搭載されているWeb会議システムもあるので検討してみましょう。

 B-⑥.ノイズキャンセリングのアプリを使う

Web会議に限らず音声通信を行う上では雑音が問題になりがちです。

それを音声の入出力というレベルで対処できるアプリも開発されているので利用を検討してみましょう。

スピーカーからの音も、マイクから入力する声もノイズを消すことができるアプリもありますので、ぜひ検討してみてください。

C.Web会議の雑音ストレスを無くそう

Web会議の導入する企業が増える一方で、まだWeb会議に慣れていないユーザーも多く、雑音が問題になりがちです。

ミュートを原則にしたり、デバイスの設置場所を検討したり、マイクやスピーカー、Web会議の性能を見直すのも対策としては重要です。

他にもアプリを使ってノイズキャンセリングをするなど、様々な方法があるので現場に合った方法を選んで対策を講じましょう。

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