会議のプレゼンで緊張しないためのポイント
2021/2/25

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普段はリラックスして話せるのに、大勢の人の前では緊張してうまく話せないという経験は、誰にでもあると思います。

ただ、大勢の前で話すというのはビジネスや社会生活において大切な場面であることが多いですよね。そのため、周囲に緊張を感じさせず、いつも通りのパフォーマンスを発揮したい!と願うものではないでしょうか。

本記事では、プレゼンなどの大切な場面で緊張してしまう原因やその対処法、緊張することに対しての捉え方についてご紹介いたします。

A.緊張の原因とは?

会議室やセミナー会場などいつもと違う雰囲気だから緊張する、自分の性格が繊細で、あがりやすいから緊張するというものではなく、緊張するのにはいくつかの原因があるのです。

 A-1.聞き手の評価を気にしてしまう

一つ目は、「聞き手の評価を気にしてしまう」こと。

あなたが発表者として人前で話すときに、同僚や上司、クライアントなどの「聞き手」の注目はあなたに集中します。そのため、「うまく話さなきゃ」「下手な発表だと思われたくない」といった気持ちが生まれ、緊張するのです。

目の前の情報を相手に伝えたいという気持ちや、相手がどんな気持ちで聞いているかなどよりも、「自分がどう見られているか」を考えすぎる状態、いわゆる「自意識過剰」になっていませんか?

実際には聞き手はそこまであなたの評価について考えていないことがほとんどだったり、だいたいの話しを聞き流して、要点だけを頭に入れようと思って聞いていることが多いのです。

そのため、必要以上に自分のよく思われたいと意識することは、過度の緊張を生み、プレゼンに良い影響を及ぼしません。

 A-2.自分の話に自信がもてない

二つ目は、「自分の話に自信がもてない」こと。

自分の生い立ちや週末の楽しかった旅行の話などは、自分が体験して知っている話なのでスラスラとうまく話せると思います。

しかし、内容に自信のない話をするときは声が小さくなったり、手に汗をかいたりしてうまく話せないのではないでしょうか。

「これでいいのかな」「ちゃんと伝わるかな」と漠然とした不安を抱きながら発表の場に挑むと、緊張して失敗する傾向にあります。

詳しくは後述しますが、この原因による緊張による失敗を防ぐ為には、事前準備を行うことがとても重要になってきます。

 A-3.過去の失敗を想起する

三つめは、「過去の失敗を想起する」ことです。

人間には「防衛本能」が備わっており、無意識のうちに傷つかないように自分を守ろうとする性質があります。

人前で話す場面になると、過去に恥をかいたことや、周りの反応がイマイチだったことなどを思い出します。そして「防衛本能」が働き、「同じ失敗を繰り返さないようにしなければ」と、過去の失敗を必要以上に強く意識してしまいます。

その結果、余計に緊張を感じてしまうのです。

 A-4.経験不足

四つ目は、「経験不足」です。

経験があまりないうちから、緊張せずに人前で話すことができる人は少ないと思います。

人前で話すことに慣れていないからこそ、緊張や不安を感じるのです。そして、れはごく自然なことなのです。 

実際に、失敗だったなと感じる発表を終えた後に、上司から「場数を踏んでいくことも大事だよ」と言われたことのある方も多いのではないでしょうか。

 

B.緊張しない為に効果的な事前準備

緊張しないで本番を迎える為に最も効果的な対策は、事前準備と、事前に練習をすることです。

以下のことを実践すると、経験が浅くても、本番に不安になることが少なくなります。

  • 事前準備

①話しはじめの文言を考えておく

→会議やプレゼンのはじめの一言はとても重要です。自信なさげに始めるか、堂々と始めるかで緊張具合も聞き手からの印象も変わってきます。ぜひこの言葉から話始めようという文言は考えておきましょう。

②配布資料を揃えておく

→配布資料は簡潔でシンプルにまとめたうえで必ず人数分用意し、自分でも見られるようにしておきましょう。自分用の資料には、話す順番やここは必ず伝えるといったメモを残しておくと本番で焦ることもないでしょう。

③だいたいの流れと時間配分を把握しておく

→事前にロールプレイングしてみて、どういう話の流れにするか、一つのテーマにどのくらい時間がかかるかなどを把握しておくことも大切です。本番で質問が出たり、他の議題になったときに、どのテーマを話して何を割愛するかなどの判断材料になります。

④WEB会議の場合は、共有したい画面を全て用意しておく

→WEB会議が主流になりつつある昨今では、話しながら画面に資料や参考ページを提示する場合があります。話したいテーマに関連するものは事前にブックマークしておき、スムーズに共有できるようにしておきましょう。

⑤各ページで伝えたいメッセージの説明を短い文章でまとめておく

→事前に練習したり、文言を考えていても、本番で頭が真っ白になってしまうこともあるかもしれません。そうなったときでも、簡潔に伝えたいことをまとめておくことで、話すべき内容をすぐに見つけられます。

⑥次のテーマへ移る際の文言を考えておく

→2つ以上のテーマはなす場合、次のテーマを話始める際のつなぎの言葉が意外とすぐに思い浮かばないことがあります。事前にここまで考えておくことで、次のテーマに自然に移ることができるでしょう。

⑦話すことを簡潔にアジェンダにしておく

→必ず話すことをアジェンダにしておくことで、テーマや発表内容を見失わずに話すことができます。また、聞き手と共有することで、聞き手に概要が伝わり、飽きずに最後まで聞いてもらうことができます。

  • 事前練習

①一人で練習する

→まずは一人で練習してみましょう。

資料を見ながら俯いて練習するよりも、少し照れますが、鏡の前で自分の目をみて練習することが効果的です。

②他人に見てもらって練習する

→ある程度形になったら、家族や同僚の前で練習してフィードバックをもらいましょう。他人の視点は、自分では気が付かない意見がもらえて大変参考になります。

③練習の様子をビデオに撮り、客観的に評価してみる

→他人に見てもらうことが難しければ、自分の練習の様子を、動画で撮影して、見返してみましょう。全く知らない人の発表を聞いているつもりで、良いところや悪いところを書き出し、改善していくと自信がついてきます。

C.それでももし本番で緊張してしまったら

本番前にイメージを膨らませすぎて聞き手の悪い反応を想像してしまったり、自分が失敗してしまうことを想像してしまい、緊張が増すときがあります。

まずは「あれだけ準備と練習をしたのだから大丈夫」と自分に言い聞かせて、心を落ち着かせることです。

そして、ゆっくり深呼吸をして呼吸を整えれば、そのリズムが脳に伝わって交感神経が鎮まります。

「聞き手」は敵ではありません。

あなたの話に興味をもって耳を傾けてくれている味方なので、心を落ち着かせて、自信をもってゆっくり話すことで、伝えたいことがきちんと伝わるでしょう。

 

D.多少の緊張感は持ち続けるべき

さてここまで、緊張する原因とその対処法について紹介してきましたが、緊張とはそもそも悪いものではありません。

過度な緊張は、パフォーマンスを悪くしてしまいますが、スポーツ選手が少し緊張している方が良い成績を残せるように、程よい緊張感をもっていた方が、成功を導きやすいのです。

E.まとめ

緊張の原因は、「自分」を守る為や、よく見られたいという「自意識過剰」な状態から発生している意識的なものと、経験不足や準備不足による不安や自信のなさです。

まずはしっかりと事前準備と練習をした上で、会議室での「聞き手」を敵だと意識せず、程よい緊張感をもって、堂々とプレゼンに挑みましょう。

 

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