【2021年版】多機能な有料のweb会議システムをご紹介 2021/2/12

働き方改革によってリモートワークが普及する中で、Web会議システムを使ったミーティングが一般的になりつつあります。
もっとも、Web会議システムには様々なタイプのものがあるため、どれを選べばよいか分からないという方も少なくないのではないでしょうか。
以下では、代表的な有料のシステムを取り上げて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
A.グローバルに使われている海外産のWeb会議システム
まず初めに、世界中の企業などで使われている海外で開発されたWeb会議システムをいくつか紹介します。
A-1.Zoom
まず一つ目に紹介するのは、アメリカのZoom Video Communications社が提供しているZoom(ズーム)です。日本でも多くの企業が導入しているため、その名を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
このZoomは、URLを共有するだけでWeb会議が開催できるという機能を備えていますので、システムに不慣れな方でも簡単に操作することが可能です。
また、バーチャル背景機能が搭載されているので、室内を見られたくないという場合に重宝するでしょう。
月額料金は、プロ用のものが1ホスト当たり2,000円、ビジネス用のものが1ホスト当たり2,700円となっており、これ以外に無料で使えるベーシックプランも用意されています。
◆ Zoom公式サイト
◆ Zoomの主な機能
・バーチャル背景
・カレンダーとの同期
・画面共有
・Web会議の録画や録音 など
A-2.Cisco Webex Meetings
Cisco Webex Meetingsは、グローバルなITベンダーであるCisco Systems社が提供しているWeb会議システムです。
世界でもっとも使われているWeb会議システムとしても知られており、ダウンロードやプラグインをしないで会議に参加できる機能を備えています。
月額料金は公表されていないため、利用する際には同社に問い合わせるようにしましょう。
◆ Cisco Webex Meetings公式サイト
https://www.webex.com/ja/video-conferencing.html
◆ Cisco Webex Meetingsの主な機能
・バーチャル背景
・Web会議の録画
・ファイルの転送 など
A-3.Slack
Slackは、ビジネスチャットツールとして知られていますが、実はWeb会議にも対応しています。
話しながら画面を共有できる機能が搭載されており、どのような種類のファイルでも共有することが可能です。
スタンダードプランの月額料金は1名当たり960円、プラスプランの月額料金は1名当たり1,800円となっています。機能制限付きで良ければ無料プランも利用できます。
◆ Slack公式サイト
◆ Slackの主な機能
・チャット機能
・ファイルストレージ
・画面共有
A-4.Google Meet
Google Meetは、大手検索サイトとして知られているGoogleが提供しているWeb会議システムです。
100人以上が同時に接続できる機能を備えているほか、Googleによる高度なセキュリティ機能も利用できます。
エンタープライズ、ビジネス、ベーシックの3つのプランがあり、月額料金は1名につき3,000円、1,360円、 680円となっています。
◆ Google Meet公式サイト
◆ Google Meetの主な機能
・バーチャル背景
・カレンダーとの同期
・画面共有
・Web会議の録画 など
B.国内産のWeb会議システム
Web会議システムは海外産のものばかりではありません。
優れた機能を備えた国内産のシステムも存在していますので、代表的なものにフォーカスしてご紹介します。
B-1.V-CUBEミーティング
V-CUBEミーティングは、5,000社以上の導入実績を誇る、国内シェアナンバーワンのWeb会議システムです。
Office365とつないでシングルサインオンやスケジューラーの連携を行えるようになっているので、Officeユーザーの企業であればスムーズに導入できるでしょう。
株式会社ブイキューブが提供しており、月額料金は、 ベーシックプランが1ID当たり2,000円、プロプランが1ID当たり2,700円です。
◆ V-CUBEミーティング公式サイト
https://jp.vcube.com/service/meeting
◆ V-CUBEミーティングの主な機能
・Office365との連携
・画面共有
・テレビ会議システム、固定電話との連携
・リアルタイム翻訳 など
B-2.Chatwork
Chatworkは、Slack同様、Web会議機能を備えたビジネスチャットツールですが、こちらはChatwork株式会社が提供する国内産のシステムとなっています。
タスク管理やファイル共有といった基本的な機能を備えているため、使い勝手は良好でしょう。
エンタープライズ、ビジネス、パーソナルという3つの有料プランが用意されており、月額料金はそれぞれ1人当たり800円、500円、400円となっています。
◆ Chatwork公式サイト
◆ Chatworkの主な機能
・チャット機能
・画面共有
・ファイルストレージ
B-3.LiveOn
LiveOnは、ジャパンメディアシステム株式会社が提供する国産のWeb会議システムです。
このシステムは、独自の高度な技術を用いて音声遅延や音切れを防止するという機能を備えていますので、クリアな音質を必要としている方におすすめです。
月額料金は1ライセンスにつき3,000円で、それとは別に初期費用として78,000円が必要になります。
◆ LiveOn公式サイト
◆ LiveOnの主な機能
・資料共有
・ホワイトボード
・Web会議の録画や録音
・アンケート
B-4.Calling
Callingはオンライン商談以外に、社内の業務上のコミュニケーションをオンライン化するのにも便利なWeb会議システムです。
ルームURLを作って共有するだけで通話ができるほか、音声や動画、資料などを共有したり、ホワイトボード機能なども利用できます。株式会社ネオラボが提供しており、月額料金は、1IDにつき1,500円です。
◆ Calling公式サイト
◆ Callingの主な機能
・画面共有
・ホワイトボード
・Web会議の録画や録音
・アンケート
B-5.EyeVision
EyeVisionは、ENWA社が提供しているWeb会議システムで、専用機並みの高い画質と音質が売りとなっています。
マルチディスプレイを使って動画やCADソフトをスムーズに共有できるほか、ファイルやホワイトボードの共有機能、ファイル転送機能などを利用可能です。
こちらの商品はパッケージ販売されており、その料金は950,000円となっています。
◆ EyeVision公式サイト
https://www.icc-idc.jp/cloud/eyevision.html
◆ EyeVisionの主な機能
・画面共有
・ホワイトボード
・Web会議の録画
・ストリーミング
C.営業用途に特化したWeb会議システム
ここまでに紹介したWeb会議システムは、いずれも汎用的な用途で使用できる多機能なものばかりですが、ほかに営業用途に特化したWeb会議システムも存在します。
最後にご紹介します。
C-1.ベルフェイス
ベルフェイス(bellFace)は、前述の通り営業に特化したユニークなWeb会議システムです。
商談用に作られているため、相手方とのやり取りの内容を可視化したり、他の営業マンのノウハウを共有できる機能などが搭載されているほか、システムを使って画像を補正したりもできます。
月額料金については公表されていないため、利用を希望する場合は、提供元のベルフェイス株式会社に問い合わせる必要があります。
◆ ベルフェイス公式サイト
◆ ベルフェイスの主な機能
・オンライン名刺交換
・議事録の共有編集
・プレゼンテーションの共有操作
・営業のみ閲覧可能なデジタルカンペ
D.自社のニーズに合ったWeb会議システムを選ぼう
以上にご紹介したようにWeb会議システムには様々なタイプの商品が存在しますが、それぞれに機能や料金は異なります。
システムを導入する際には今回の内容も踏まえて比較検討し、自社のニーズに最も合ったものを選ぶようにしましょう。