早めorゆっくり話す…どっちが効果的!?
2021/4/2

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社会人になって、1回は会議やミーティングに参加する機会はあるかと思います。
中には、会議で自身の調査内容を発表する機会もあるのではないでしょうか。
その際、自分の話し方が問題ないか不安だという方も多いかと思います。
発表に時間をかけすぎないようにテキパキと少し早いテンポで話す方が良いのか、または緊張してより早口になった場合聞き取りにくくなることを危惧し、全員に伝わるようにゆっくり話すか‥‥
ここでは、会議やミーティング時に適切な話すスピードについて、詳しく解説していきます。

会議で適切なのは早く話す?ゆっくり話す?

  • 時間をかけすぎないようにするために、少し早いテンポで話す
  • 全員に伝わりやすいように、ゆっくりめに話す

どちらが会議で適しているかと言うと、ズバリ、「ゆっくり話す」です。
ですが、一方、早めに話すことは悪いことではありません。
詳しく解説していきます。

オフィシャルな場面では「ゆっくり」話すのが良い

会議やミーティング、会社や学校での発表会など、プライベートではないオフィシャルな場面では基本的にゆっくり話すことを心がけましょう。
話すスピードの目安は「1分間で300文字話す」感覚です。早さとしてはNHKのアナウンサーがニュースを読む早さが、「1分間で300文字話す」早さです。
ですがそれを習得するのは中々難しいかと思います。
そんな時は、HNKのニュースやラジオなど、HNKの放送を聴いてみましょう。聞き流しながら、体に「1分間で300文字」のテンポを覚えさせましょう。
また、ニュースやラジオを聞くことで、時事問題の勉強になったりするので、一石二鳥ではないでしょうか。

ニュースを見るのも、ラジオを聴くのも厳しい!という方は、とにかく「ゆっくり話す」ことを意識してみてください。
自分がどのくらいのスピードで話しているのか、スマートフォンなどの録音機能を使用してみましょう。1分間で話した内容を文字に起こして、何文字話したか記録していき、チェックしながら、「1分間で300文字」に近づいていきましょう。
政治家やセミナー講師など、人前で話すことに慣れている人以外の場合は、「1分間で450文字」ほどが平均です。
一般のビジネスパーソンは、話慣れている人よりも、早口になる傾向があります。

ワンランク上の話し方
発表や会議の中で、プレゼンしたい内容や、自分の意見を押し通したい時や、熱意を示したいときは、「速度に変化を付ける」ことが効果的です。変化のポイントは、徐々に話す速度を早くすること。事前に数字やデータを伝える際はゆっくり話し、冷静さ、信頼性を伝え、本題に近づくにつれて早く話していき、熱意を示しましょう。

速度が増す話し方は、プレゼン内容に対する専門性を感じさせることができるという心理学のデータもあり、聞き手に熱意や真剣さを印象づけることができるでしょう。

おまけ:プライベートでは相手に速度を合わせる

プライベートでは相手とのコミュニケーションを重視する必要があるので、相手の気持ちを読み取って、相手の話す速度を合わせていきましょう。
例えば、相手が「ねぇねぇ」と早口で話しかけてきた時、自分も早口で返すなどです。相手が早口で話しかけているのに、ゆっくり返事をしてしまうと、会話のキャッチボールがスムーズにいかず、相手の気分を損ねることもあります。
相手の話し方を合わせることで、楽しい内容はより楽しく話すことができ、ネガティブな内容でも、受け入れてもらえたと感じてもらえるでしょう。

オフィシャルやプライベート、両方からいえることは、「早く話す」ことと「ゆっくり話す」ことは状況によって使い分けることが大切だということです。
両方使いこなせるようになることで、TPOや場面に合わせて、効果的にはなすことができます。

話すスピードごとのメリットデメリット

早口のメリット

■大量の情報を一度に伝えられる
早口な方は頭の中の知識量が豊富なことが理由と考えられています。
自身の膨大な知識を限られた時間で相手に伝えようとするため、1度に大量の言葉を発します。
つまり早口は、言語化の能力の高さを象徴していると言っても過言ではありません。

■笑いや迫力を生むなど、場を盛り上げることができる
有名なお笑い芸人さんや、野球や競馬などのスポーツ実況のアナウンサーは早口なことが多いですよね。
ゆっくり話すよりも、早く話す方が笑の場面では心地よいリズムを生むことが出来たり、レースなどの疾走感がある場面では、迫力を増す効果があります。

早口のデメリット

■聞き取りにくく相手から良く聞き返されてしまう
早口で話すことで活舌が悪くなってしまい、相手が聞こえにくく聞き返されてしまうことも。何度も相手から聞き返されると、ストレスになるし、相手も良く聞き取りにくくストレスを感じているでしょう。
早口を改善せず放置していると、普段のコミュニケーションも円滑に進みにくくなるため注意しましょう。

■緊張していると思われてしまう
緊張すると人は早口になりがちです。
そのため、早口で話していると、相手からは「緊張している?」と思われてしまうかもしれません。
緊張などしていないのに、勘違いから良くない印象を受けられることは、避けたいですね。

■一方的に話してしまう
早口に話すと、短時間でたくさんの言葉を発してしまうため、会話中での話す割合を早口の人が占めてしまいがちです。
また、相手が話に加われる隙が無いので、相手の話を聞かずに、一方的に話してしまうことも。
会話で一方的に相手の話を聞くことは、ストレスを与えることになりかねないので、お互いに会話のキャッチボールができるよう、意識しましょう。

■伝えたいことが上手く伝わらない
先ほども述べたように、早口に話すと、短時間でたくさんの言葉を発してしまうため、聞いている方は短時間でたくさんの情報を耳にし、それを短時間で理解する必要があります。

内容が難しい、手順などの説明の場合は、内容を正しく理解できないこともあります。

自分はしっかり伝えたと思っても、相手には全く伝わっていなかった。ということになりかねないので、その時は、相手の反応を確認しながら、ゆっくり説明することを心がけましょう。

ゆっくり話すことのメリット

■安定した滑舌になる
ゆっくり話すことで、口と舌の動きが滑らかになり、ひとつひとつハッキリとした発音になるため、滑舌が安定します。

■円滑なコミュニケーションがとれる
ゆっくり話すことで、言い間違えたり、勢いをつけすぎて噛んでしまうことが少なくなるため、聞き返される回数がぐっと減少するでしょう。
聞き返されることが少なくなることで、会話がスムーズに進み、より良いコミュニケーションがとれるようになります。

■落ち着いた印象にみえる
早口で話す時とは逆で、ゆっくり話すことで、相手に落ち着いて見られるでしょう。
また、堂々と話しているようにも映りますので、基本的にビジネスシーンではゆっくり話すことが大切です。

ゆっくり話すことのデメリット

ゆっくり話すことに特にデメリットはありませんが、相手がせっかちな人や、急いでいる人にゆっくり話してしまうと、不快な気分にさせてしまうかもしれません。

最後に

いかがだったでしょうか。
オフィシャルな場面では、基本的にゆっくり話すことが確実かもしれません。
ですが、もう一歩先に行きたいのであれば、状況を見て早く話すことも心がけましょう。
早く話すことも、遅く話すことも、状況によって使い分けることで会議などのオフィシャルな場面やプライベートな場面で良い成果、雰囲気を作ることが出来ます。
二つの話し方を意識しながら、使い分けられるようにしていきましょう!

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