テレビ会議システムにできないことはない?実際に行われたイベント・催しなどをご紹介
2021/4/26

h

テレビ会議システムは、遠隔地にいる相手とコミュニケーションをとることができるツールです。

便利なツールですが、費用が比較的高く、会議以外で利用する機会がほとんどないため導入が難しいと思っている方もいるでしょう。

 

実はテレビ会議システムは、会議以外にもさまざまな活用方法があります。

ここでは、実際にテレビ会議システムなどを活用してオンラインで行われたイベントや催しの事例を紹介します。

ぜひテレビ会議システムの導入を検討する上での参考にしてみてください。

A.テレビ会議システムでオンライン入社式

2021年4月、新年度が始まり各地域で入社式が行われました。

入社式は、自分が会社の一員になったことを自覚するための大切な式です。

同期入社の社員と顔を合わせることで、入社したという自覚を持つことができ、社会で生きていくための心構えを持てる場でもあります。

 

しかし、コロナ禍の影響で新入社員が集う一般的な入社式を行うのが難しい状況になりました。

そこで、一部の地域・企業ではオンライン入社式を取り入れました。

 

沖縄県内でも各企業が入社式を行い、JTB沖縄では、グループ全体の入社式に参加するためにオンラインを活用しています。

東京の会場と那覇市の本社をオンラインで結び、新入社員の入社式を行いました。

 

入社式をオンラインで行うことで、密を避けられるので感染のリスクをなくし、安心して式に参加できます。

また、新入社員は、自分たちのためにも対策をしっかり取ってくれる会社だと感じ、会社の信頼にもつながるでしょう。

B.裁判でもテレビ会議システムを活用

日本の裁判は主に裁判官や被告、証人など多くの人が法廷に集まる「対面主義」、資料などは紙ベースで行う書面主義です。

しかし、コロナ禍は司法の世界にも影響を与えます。

 

それまでの対面主義では感染のリスクがあるため、裁判所と弁護士事務所をオンラインでつなぐ「ウェブ会議」システムが導入されています。

 

2020年12月には、金沢地裁で「ウェブ会議」が行われ、民事訴訟の手続きが進められました。

オンラインを活用することで、訴訟をおこした当人、また証人から裁判官までも法廷に行く必要がなくなります。

 

コロナの感染リスクがなくなるだけでなく、証人が高齢の方の場合は移動する負担も軽減されます。

証人は、被告本人の前だと話しづらく感じる人もいますが、オンラインだと意識せず緊張しないで話せるというメリットもあるでしょう。

2020年12月には、日本全国50の地裁本庁の全てにオンラインが導入されています。

C.首脳会議もテレビ会議形式で実施

太平洋・島サミットと呼ばれる、日本と太平洋17カ国の島しょ国が1997年から3年に1度、日本で開催しているサミットがあります。

2021年は三重県志摩市で開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、参加国や地域の首脳人の来日が難しいため、開催できない状況でした。

 

そこで、第9回「太平洋・島サミット」はテレビ会議形式で開くことを発表しました。

テレビ会議システムを活用すれば、サミットまで行うことができるようです。

D.オンラインで観光を楽しむ

コロナ禍の中、オンライン観光に注目が集まっています。コロナ禍では、海外はもちろん、国内でも観光をするのは難しい状況です。

 

そんなコロナ禍にあったサービスが、オンライン観光です。

観光を擬似的に体験できるサービスで、国内、海外問わず自宅で旅行気分を味わえます。

 

中には、なんと宇宙旅行まで体験できてしまうツアーもあるようです。

 

外出が難しい状況では、需要の大きいサービスで、世界的にも広がっています。

ツアー内容は、海外の街を歩いて雰囲気を楽しむ、沖縄の綺麗なビーチでリゾート体験、東京の街歩きなどさまざまです。

 

コロナ禍により人気のサービスのため大手旅行業者も参入し、旅行業界以外からの参入もみられます。

 

実際に旅行に行くよりも、はるかに安価である点も人気の理由でしょう。

「外出したい」「人と一緒に何かして時間を過ごしたい」という、外出が難しいコロナ禍での欲求を満たしてくれるサービスです。

E.供養もテレビ会議システムを介して実施

新型コロナウイルスの影響で、お寺や葬儀場に参列者を集めての一般的な法事などが難しい状況になりました。

さらに感染者が亡くなったときは、感染のリスクがあるため、遺族でもひつぎに近づけません。

そのため、一般的な葬儀ができないといった制限もあるようです。

 

そこで、僧侶の派遣を行っている企業は、2020年4月から僧侶がオンラインで読経するサービスを開始しました。

 

葬儀などの会場に向けて、オンラインで僧侶がお経を読んでくれます。法事や法要以外にも、初七日や四十九日などでも利用可能とのことです。

電話か「Zoom」「Skype」「LINE」を使用し、電話以外ではお経を読むだけでなく、お経を読む僧侶の映像も流してもらえるようです。

 

また、法事に関するオンラインサービスでは、家族や親戚など故人と親しかった方にリモートで参列してもらうものもあります。

元々は、海外に住んでいる家族や、介護施設に入居され参列するのが難しい高齢者などのためにあったサービスですが、新型コロナウイルスの影響で利用する人が増加傾向にあるようです。

 

オンラインを活用すると、僧侶や参列者の感染リスクを抑えつつ、故人を供養することができます。

F.テレビ会議システムを活用した接客

テレビ会議システムは、接客にも活用されています。

コロナ禍で一般的であった対面による営業や、実店舗での接客が難しくなりました。

オンライン接客を利用すると、対面時と同等に顧客とコミュニケーションを取りながらの接客が期待されます。

 

顧客側は、家にいながら実店舗に訪れているかのように買い物ができます。対面でしか対応できないような業務もオンライン接客の導入で可能になるでしょう。

 

実際に一部百貨店がサービスを開始していて、約40分のオンライン接客を受けられます。

商品担当の販売員の説明を直接聞け、ちょっとした疑問や不安点などを直接聞けます。

オンライン接客の導入で感染の心配がなくなり、ネットでの購入と違い、購入した後に失敗したといったことも少なくなるかもしれません。

G.成人式をテレビ会議システムで開催

2021年には新型コロナウイルスの影響で成人式も各地でオンライン配信によって開催されています。

コロナ禍で成人式の開催が難しいなか新成人の門出を祝ってあげたいという思いから、オンライン配信という形をとった地域が多くありました。

 

たとえば野田市や日高市などはオンライン配信の特設サイトを開設し、成人式終了後には式典を録画収録した映像や恩師からのビデオレターなども配信したようです。

また、東京都葛飾区では、公式YouTubeチャンネルによる配信で開催し、区長の励ましの言葉や、議員からのお祝いの言葉などを配信したとのことです。

H.さまざまな分野で活用できるテレビ会議システム

テレビ会議システムは、ミーティングを行うときなどビジネスで利用されることが多いです。

しかし、実際は医療、式典、法事からサミットまで、あらゆる分野で活用されています。

 

アイデア次第で、さらにいろんな分野に活用できる可能性があります。

テレビ会議システムでは、できないことはないといっても過言ではないかもしれません。

 

テレビ会議システムを導入したいと考えている方は今回紹介した事例を参考に、社内会議の際には使い勝手の良さをアピールしてみるのもひとつの方法でしょう。

会議室を探す