ビジネスでも重要!話し方改善におすすめの本5選
2021/6/4

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日常生活を送る中で、話さない人はほとんどいないと思います。
家族や友達との会話、職場での会話など。
そんな毎日交わす会話で、相手にキチンと自分の伝えたいことが伝わっているのか、気になったことはありませんか?
プライベートな会話なら多少不格好な伝え方でも問題ないかもしれませんが、仕事など、ビジネスとなるとそうはいきません。話し方次第で成果が大きく左右されることもあります。

皆さんは、○○さんと同じことを話しているのに、相手の反応が○○さんと自分で全然違うな…などという経験はありませんか?
同じ内容なのに、相手の反応が異なることがある多くの理由は、「話し方」です。
話すことが好きだけれど、なぜかいつも空回りしてしまう という方や、
人とコミュニケーションをとることが苦手… という方も、話し方を見直せば解決できるかもしれません。
今回は、そんなコミュニケーションで必要不可欠な話し方改善について、詳しく紹介していきます!

話し方が重要なのはなぜ?

自分の話し方を意識したことはありますか?
日頃何気なく行う行為のため、少し気になったことはあるものの、家族や友達、職場の同期、上司と話す際に敬語かそうでないかを変えるくらいで、そこまで気に留めないという方が多いと思います。

「伝える」ために「話す」から

そもそも、なぜ人は話すのでしょうか?
その理由は、「伝えたい」からです。
友達に面白かったドラマの話や、家族に仕事で起こったこと、上司に仕事で相談したい内容など…誰かに「話す」時は何かを「伝えたい」時なのです。
しかし、伝えたいことも、話し方が不十分であったら上手く伝わりません。
あくまで一例ですが、新人研修で先輩社員からお話を聞いているとき、すんなり内容が頭に入ってくる人と、全く頭に入ってこない人がいます。
この聞き手の理解度の差は、話し方の差によって起きるのです。
内容を上手く伝えるためには、相手に興味を持たせ、話を聞くことに集中させることが重要です。それが上手くできない場合、相手はいくら説明されても頭に入って来ないうえ、その場では理解したつもりでも後ですぐ忘れてしまいます。
話し方が悪いといくら内容がよくても聞き手の印象に残らず、逆に話し方がよければ大した内容でなくても相手の印象に残りやすいです。

第一印象は話し方で決まる

皆さんも、相手と関係を持つうえで、第一印象は大切と理解していると思います。
第一印象として、身なりなどを考える人が多いかと思いますが、話し方も第一印象を決めるものとして重要な役割を担っています。
その理由として、アメリカUCLA大学のアルバート・メラビアンという心理学者が、人の第一印象は初対面の3~5秒で決まると発表しています。これを「メラビアンの法則」といいます。
メラビアンの法則の内容の詳細も、簡単にご紹介します。

  • 視覚情報:55%(見た目・表情・目線・仕草・態度など)
  • 聴覚情報:38%(口調・声の大きさやトーン・話すスピードなど)
  • 言語情報:7%(言葉そのものや話の内容など)

このことから、第一印象は見た目と話し方で9割決まるということが分かります。
見た目などの視覚情報が約6割なので、「見た目で第一印象が決まる」と思われがちですが、それだけでなく、話し方も重要ということが分かったでしょうか。
話し方が悪いと、いかに見た目が良くても、口を開けば…とイメージがガラッと変わってしまうこともあり得るのです。

伝わるための話し方とは?

では、いったいどのような話し方をすれば、相手にきちんと伝わるのでしょうか?
コツを何点か紹介します。是非参考にしてみてください!

コツ①:「話す順番」と逆に話す!

本当に話したい内容を伝える前に、前置きや説明から長々と話してしまい、相手を困らせてしまった…という経験はありませんか?
私たちは、無意識のうちに時系列で話しがちです。
そうすると、話が伝わるのにも時間がかかってしまい。何を伝えたいのか分からなくなってしまいます。
簡潔で分かりやすく伝えるためには、「結論から先に話す」ことが絶対です。
結論を先に話し、其の後に説明を加えましょう。

例:Aさんに伝達ミスをしてしまい、B社から依頼を頂いていた案件の締切に間に合いません。
先ほど先方に事情を説明しまして、明後日の朝一番に提出する了承を頂きました。
伝達ミスがあった原因ですが…

「結論から先に話す」ことは重要ですが、例外もあります。
相手が傷ついてしまうような話をする際、結論から言ってしまうと、ひどく傷ついてしまう恐れがあります。
ですので、そのような内容の時は、詳細→結論の順に話して、相手が心づもりできるよう、準備をする時間を与えましょう。

コツ②:指示をする場合は全体像が分かるように、アウトラインから話す!

会話ではなく指示をする場合は、いきなり指示の詳細を伝えると、その内容を把握していない人の場合、何のことを言っているのか分からなくなる場合があります。
まずざっくりと、どういう作業をするかの全体像をハッキリさせてから、内容を伝えていきましょう。

例:出勤したら、まず掃除をします。場所は、社長室、会議室、トイレ、シンクです。掃除方法は…

コツ③:具体的に伝えるために数字を使う

「なるべく」「たくさん」「もうすこし」など、抽象的な言葉はできるだけ使わないようにしましょう。このように抽象的だと、自分の中の時間と、相手の時間とで差分が生まれ、思うような結果にならない場合があります。
具体的にどのくらいなのか、誤解されないように伝えましょう。

例:たくさん時間使っていいからね→3時間ほど時間使っていいからね
もう少し頑張ってから聞きにおいで→あと15分頑張ってから聞きにおいで

コツ④:話す内容、割合などは相手に合わせる。

準備した内容をそのまま話すと、自分が話したいことを中心に話してしまい、相手に不快感を与えてしまうことになる可能性があります。
興味のある聞き手には、内容を多めに、実現に不安を抱いている場合には方法を重点的に、と言ったように、聞き手によって話す内容の割合などを変えていきましょう。

コツ⑤:相手の内容の理解度に合わせて話す

例えば、スマートフォンの操作説明をする際、「普段からスマートフォンを使っている学生」と「スマートフォンを初めて触った高齢者」では、説明する時点でのスマートフォンに対する理解度には最初の時点で大きな差があります。
それによって、説明の内容も大きく変わってくるでしょう。

コツ⑥:質問が無い=理解していると思わすキチンと確認する

説明の最後に、「わからないところない?」などと質問することがあると思います。
後輩社員などでは、遠慮したりして、本当はわかっていないが「わかった」と答えてしまうこともあるかと思います。
指導の場では、指導者側から、理解できているか確認できるような質問をしてあげましょう。

話し方が学べる本5選!

話し方をより良くするためにオススメな本をご紹介します。

1.すぐに役立つ司会の進め方と実例

島影 教子 (著) 司会をする上で、コツとツボを押さえておけばさらに上手くいきます。この本では一般的な実例を数多く紹介し、気をつけておきたいポイント・アドバイスや、すぐに使えるフレーズ・言い換え例まで、アレンジしやすいように編集!

2.ブライアン・トレーシーの話し方入門

ブライアン・トレーシー (著), 門田 美鈴 (翻訳) 世界No.1モチベーショナル・スピーカーの秘密とは! “National Speakers Association”殿堂入りなど、いまや全米トップ5に入る有能な講演家で、世界的に著名なコンサルタント&スピーカーとなった著者が、「自分の価値を高める話し方」のノウハウの数々を伝授した1冊。

3.あなたの話は、なぜまわりくどいか (中公新書ラクレ)

矢幡 洋 (著) 「うまく話せない」と感じている方、それはあなたの性格のせいかもしれません。パーソナリティーのタイプによって、“言葉がたりない”か“まわりくどい”かに分類でき、解決法が見つかる!専門知見を駆使して解き明かした、会話術改善の妙技の数々!「しゃべり方から相手の性格を見抜く技術をものにしたい」という方や「血液型性格分類よりは学問的な裏付けのある性格分類法について知りたい」という方、さまざまなニーズにもこたえる一冊です。

4.「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス)

吉田 たかよし (著)

あなたの言っていることは、相手にちゃんと伝わっていますか? 言いたいことが相手に伝わらないのには「理由」が!その「理由」を正しく認識、話し方を少し工夫するだけでどんな口下手な人でも、分かりやすく話すことができます。NHKアナウンサー、代議士秘書、医師と、さまざまな職業で才能を発揮してきた著者が、秘伝の矢印メモを駆使し、分かりやすく話す15のテクニックを伝授します!

5.相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)

池上 彰 (著) 書き言葉は、「読む文章」です。「話す文章」は、本来まったく異なるもののはずです。いわば「文章の生理」の違いのようなものだと私は思います。「書く文章」をそのまま読み上げても、聞き手を感動させることはありません。聞き手の心に届くような話し方をしたければ、「書いた文章」を読み上げるのではなく、「自分の言葉」で語りかけなければならないのです。(本文より)

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