オンラインのプレゼンテーション│4つのポイント
2021/6/22

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新型コロナウイルスの感染拡大によって、テレワーク(在宅勤務)が進み、ウェビナーやWeb会議システムを介しての商談など、オンラインでプレゼンテーションをする機会が増えています。
「対面でもオンラインでも、話す内容は同じだから大して変わらない」とお思いかもしれません。
しかし、聞き手の状況は、対面とオンラインでは全く異なります。多くの場合、対面でのプレゼンと同じように実施すると、多くの場合失敗に終わります。
ここでは、対面とオンラインプレゼンテーションの違いから、オンラインにおけるプレゼン対策の方法を紹介します。

オンラインと対面でのプレゼンの違い

オンラインプレゼンテーションと対面でのプレゼンテーションのそれぞれの違いを知ることで、プレゼンする際に注意したい点や、効果的なやり方をご紹介します。

オンラインでは集中力が持続しづらい

オンラインのプレゼンが難しい理由のひとつに、聞き手の集中力を維持するのが難しいためです。特に、1対多の提案やウェビナーなど、プレゼンターから聞き手が見えないプレゼンでは、「最初から最後までしっかり聞いている方は少ないではないのでしょうか。
オンラインのプレゼンで聞き手の集中力を維持するのが難しい理由は、
そもそも、人の集中力は3分程度が限界です。会議が始まって10分もすると集中力が切れてきて注意力は散漫になり、会議での議論を聞き流してメールを返信するのも無理はありません。

オンラインでは人柄・感情が伝わりにくい

一方、対面でのプレゼン中に、聞き手が別の作業を始めてしまうことは稀です。
相手が目の前にいると身ぶり手ぶりも使え、相手の表情を読み取りながら、進めていくことができます。オンラインのプレゼンテーションとは空気感が全く違うのです。
その為、オンラインでのプレゼンは、そもそも聞き手がプレゼンに集中しにくく、プレゼン内容をしっかり聞いてもらえない傾向があります。
対面でのプレゼンではでは表情を読み取って、プレゼンターが聞き手の目を見て語りかければ、すぐに聞き手とのコミュニケーションが生まれます。しかし、オンラインのプレゼンではそうはいきません。プレゼンターはただ話し続け、聞き手はただじっと聞くだけになり、ある程度のところで質問を聞くような形になる。

01:冒頭で今回のプレゼンの全体像を大まかに説明

オンラインのプレゼンテーションでは、「なかなか聞き手が集中して聞いてくれない」といった違いを説明しましたが、先に議題や進行を伝えておくとよいでしょう。
この時、所要時間も一緒に伝えておきます。
更に一瞬で聞き手を引き込むために大切なこと。それは「つかみ」を大切にすることです。
手がその話に興味を持ってくれるかどうかは「冒頭のつかみで決まる」といっても過言ではありません。自分が話しはじめてから瞬時に多くの聞き手を引きつけ、そのまま興味深く聴いてもらえるような工夫も大切です。

02:オンラインでのプレゼンのポイント:全体の構成とストーリー

オンラインで本格的なプレゼンをする場合は、資料を示しながら、そのプレゼンはどのようなストーリーで、どのようなゴールに向かうのかを決めましょう。
目的・ゴールがはっきりしないプレゼンは、聞き手の満足度や集中力を下げたり、理解を妨げたりします。常に構成を意識することは、リアルな会議以上に工夫すべき重要なポイントです。これは、プレゼンの中で提示する多くの詳細情報を、聞き手が整理しながら理解できるように、最初に示す事が必要です。
その為に、有効なのが「目次」です。
対面の場面では、聞き手は配付された印刷物の量感や、口頭でちょっと質問するなどして、プレゼンの現在地を確認することができますが、オンラインでは、今の説明は、全体のどの部分なんだろう? と聞き手が迷子になってしまいます。

03:オンラインでのプレゼンのポイント:資料作成

ワンスライドワンメッセージ

これもオンラインに限ったことではないのですが、1枚のスライドに複数のメッセージが詰め込まれたスライドは、要点がわかりにくく、聞き手の理解を妨げます。1スライドの情報量を絞って、伝えたいメッセージのフォントを大きくしたり、図やグラフを挿入したりして、メッセージが伝わりやすいスライドを作成しましょう。
他己紹介の内容はさまざまですが、名前や趣味、特技などはもちろん、大学では何を専攻してきたか、これまでの職歴などを細かくヒアリングしていくと、意外な一面が見えてくることもあり、
本来なら聞かれないと話しづらいプライベートな内容も気軽に話せるメリットがあります。

「伝えたいこと」「決めたいこと」をひと目で分かるように示す

プレゼンテーションを始める前に、自分がこれからどんなことを提案し、どんな回答を求めているのかを簡潔に伝えます。「この会議で決めたいこと」をひと目で分かるように示し、要望をはっきりさせることで、目的を共有しやすくなります。

資料内のグラフなどは大きめに作成

オンラインプレゼンの場合、画面上で資料を見ることが多くなります。手元に資料があれば細かい部分まで確認できますが、画面上では細部まで見えない事もままあります。
資料内の文字やグラフは大きめに作成しましょう。

プレゼンの資料の文字量を減らす

オンラインのプレゼンでは、聞き手の手元に資料がない場合も多いため、PCのモニタ越しに資料を見るので、「これだけは伝えたい!」という重要な点を絞り込んで、シンプルに伝えたほうがよほど相手の印象に残ります。また印象に残る資料を作る方法の1つとして、アニメーションなど動きのあるものを用い、視覚的に印象的な資料を作るのもおすすめです。

04:オンラインでのプレゼンのポイント:発表

・話し方
オンライン会議では普段のまま話すと、声の強さが半分ぐらいになってしまいます。ですので、声の大きさを普段の2倍にアップして、少し大きめの声で話し、表情も明るくする。
更に声が聞き取りづらいこともあるので、普段よりややゆっくり話すと良いでしょう。
話すときはカメラ目線で、身振り手振りを交えながら発表してください。
オンラインでのプレゼンと対面のプレゼンの違いでは、オンラインプレゼンでは感情や人柄が伝わりにくいので少しオーバーだと思ってもそれがちょうどいいのです。

・聞き手にアクションを求める
相手の集中力が切れないように質問をするなど、相手に反アクションを求めましょう。
相手が参加するタイミングを作ると良いでしょう。プレゼン資料の切り替えのポイントで「ここまでは理解いただけましたか」と問いかけつつ、進めていくようにしましょう。人数が多く発言で反応をしてもらうのが難しい場合は、スタンプを押してもらうなど、チャットツールを活用するのも1つの方法です。Zoomには拍手機能もありますので、それを活用するのもいいでしょう。
また都度、気になったことや質問をチャットに書き込んでもらってもいいでしょう。

オンラインプレゼンでは、スタート前には「聞き取りづらいときはいつでもおっしゃってください」と
お伝えしておくと良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。
以上、オンラインのプレゼンテーションについて詳しく掘り下げました。
オンラインのプレゼンテーションならではの特徴を知ることで、より効果的な内容となる可能性があります。今回ご紹介した4つのポイントを上手に活用しながら、参加者を飽きさせない魅力あるプレゼンに仕上げましょう。

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