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活用事例

リーダーシップ研修とは?研修の目的と対象人物などを解説

2021/7/26

リーダーシップ研修とは?研修の目的と対象人物などを解説
勉学や働くうえで、「リーダーシップ」といった能力は大変重要です。
皆さんも、一度は「リーダーシップをとりなさい」や、「リーダーシップを発揮するためには」などと、話を聞いたことがある、ディスカッションしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、リーダーシップというものは生まれつき持っている能力などではありません。逆を言えば、誰でも学ぶことができ、取得できるのです。

昨今、某感染症などが万栄するなど、企業を取り巻く環境の変化が激しくなっています。その激しい変化の中で、生き残り、会社を繁栄させるためには、社員一人一人にリーダーシップを備えていることが重要です。

現在、スキルアップのための研修やワークショップは多く開催されています。今回は、その中でもリーダーシップを育てるための、「リーダーシップ研修」について解説していきます。
内容やも目的を理解して、リーダーシップを身に着けていきましょう。

リーダーシップ研修の目的

研修やワークショップにおいて重要な部分である目的ですが、リーダーシップ研修での目的とは一体何でしょうか。

実践を踏まえながらスキルを身に着けていけば、自信とともに自然とリーダーシップが身についていくのでは?と考える方も少なくはないと思います。
しかし、実際、多くの企業でリーダーシップ研修が行われているようです。

そんなリーダーシップ研修の目的は3つあります。
詳しく解説していきます。

リーダーシップとは何かを知る

そもそも、「リーダーシップ」っていったい何だろうと思う方も多いでしょう。リーダーシップときいて、多くの人は「先頭に立ってチームなどを引っ張ること」と想像するのではないでしょうか。
それもリーダーシップで間違いないですが、リーダーシップとは、それだけではないのです。
リーダーシップの種類は多く、論者の数だけリーダーシップにも種類があると言われているほど、種類が多いのです。
いくつか例を挙げていくと、

  • カリスマ型&変革型
  • サーバント型…脇役に回りフォローをする
  • EQ型…感情に働きかけ、結束力を高める
そんな役割もリーダーシップなの!?これまでイメージしてきた先頭に立つこととちがったリーダーシップに驚いた方も多いのではないでしょうか。
このように、多種多様なリーダーシップを知ることで、自分の性格、能力に合ったリーダーシップを見つけることが可能になるのです。

リーダー職の役割を理解する

リーダーシップの種類など、基本を理解した後は、役割について理解していきましょう。
様々なリーダーシップの中から、自社に必要なリーダーシップのタイプを把握すれば、社内での自分の役職や立ち位置を再認識することができます。

求められる能力を理解する

リーダーシップ研修では、リーダーに求められる能力がどのようなものなのか、様々な観点から学んでいきます。
現状を把握し、問題ごとに的確な行動をする判断力や、課題認識、解決までの流れを明確にする課題認識能力などが求められる能力の一部です。
これらのほかにも、リスク認知能力や目標管理能力、組織運営能力など、リーダーとして備えておきたい能力も研修で学ぶことができ、幅広い能力が習得できるでしょう。

リーダーシップ研修の対象者

目的を理解したうえで、リーダーシップ研修の対象者が誰なのか、解説していきましょう。
リーダーシップ研修の主な対象者は、下記になります。

中堅社員

役職にはついていないものの、新入社員などの若手社員よりも社内や業務内容を一通り理解している中堅社員が対象者に該当します。
現場で感じたことや、問題の改善点などを自発的に上司に相談・提案できる能力が求められるため、リーダーシップ研修に参加しましょう。
また、このように次世代のリーダーを育成するために、リーダーシップ開発を中堅社員の時期から行う企業は増えています。

管理職

上司と部下の間に立ちながら、自身の仕事もこなす必要がある管理職は、一番業務を理解している必要があります。
しかし、管理職だからと言ってリーダーシップが身についているとは限りません。「役職や肩書だけのリーダー」になっていることも多いのが実情です。
若手時代のように、支持されていることだけをこなすのでなく、戦略を立てたうえで最善の行動、判断をする必要がある管理職は、求められる能力もたくさんあるため、リーダーシップ研修に参加しましょう。

幹部候補

やがては企業の中枢を担うポジションに就く人材である幹部候補も、対象者になります。
一般社員から違う観点でさまざまなことを予測して、判断・決断する実行力が求められるため、リーダーシップ研修に参加しましょう。

リーダーシップ研修の方法

実際に研修を行うにあたって、大まかな流れ、ポイントを確認していきましょう。

研修の目的と対象者を選定する

上記でも記述したように、リーダーシップにはさまざまな種類があり、リーダーシップ研修の対象者も複数あります。

次世代のリーダーを育成するのか、中堅社員や管理職のスキルアップなのか、今社内でどのスキルを向上したいのか相談し、対象者等を選定しましょう。
研修メニューは企業によってさまざまありますが、一般的には変革型リーダー研修や次世代リーダー研修のほか、チームマネジメント力や現場マネジメント力の強化、コミュニケーション能力のUPを目的とする研修が挙げられます。

また、近年は女性の社会進出が多くなり、管理職などの役職に女性がつくことも増えてきたため、女性に特化したリーダーシップ研修を行う企業も増えてきました。

研修のスタイルを決める

リーダーシップ研修の対象者、内容が決まれば、最後にどのスタイルで開催するか決めていきましょう。
研修の方法は、主に自社に講師を呼び、会議室などで講師を呼ぶか、専門の研修会社に外部委託しておこなうものになります。
研修を行う企業は多くのプランを用意していることが多いので、その中から自社が必要なリーダーシップ研修のメニューを選択しましょう。

リーダーシップ研修を成功するためのポイント

研修を実行しても、実務い生かせないような研修では意味がありません。 生産性のある研修にするために、ポイントを押さえていきましょう。

参加対象者について:早めが鍵?

先ほど記述したように、参加対象者は中堅社員や管理職などのある程度経歴、スキルを所持している役職が適していますが、近年ではもっと早い段階からリーダーシップ研修を受けさせる企業も増えているようです。
今の時代、社会環境はとてつもない速さで変化しています。その中で、業績を伸ばすためには、経歴などではなく、社員全員がリーダーシップを発揮していくことが求められるのです。

会社を引っ張っていく管理職や、次期幹部候補が、その役職についてから、就く直前にリーダーシップ研修を受けるのは今の時代少々遅いかもしれません。
役職に就くと同時に、リーダーシップを十分に発揮するためには、若い時から研修を受けておくことがよいでしょう。

既存のリーダーを再育成する

すでにリーダーとして活躍している人材については、特に研修を受ける機会は設けられないことが多いでしょう。
しかし、変化が激しい企業環境に、管理職は特に対応する必要があります。
そのため、リーダーとしてのスキルを有していたとしても、リーダーシップ研修を受け、さらにスキルを更新していくとよいでしょう。

研修を受けた後が肝心

リーダーシップ研修を受けると、今まで漠然と考えていた「リーダーシップ」の役割や、正しいリーダー像の認識が深まります。
しかし、知識や認識があっても、能力を発揮できるかは別物です。実践していき、結果を確かめていきましょう。

研修を受け、知識を得たことで満足する人も多いですが、実戦でしっかりと身についたか確認し、評価、改善といったPDCAサイクルを回してリーダーシップを自分のものにしていきましょう。

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